2013年10月3日
Saab Automobile Parts AB 報道資料
【Saab オートモービル パーツ AB は、製品構成を拡大するとともに、会社名をOrio AB に変更します。】
2013年11月13日に、Saab オートモービル パーツ AB は会社名を変更いたします。新しい名称は Orio AB です。それと同時に、顧客ベースおよび製品構成を拡大することによって、当社は成長への投資を行います。
Saab オートモービル パーツ AB は、1947年から Saab 車用のスペアパーツを担当してきました。現在当社は、60ヶ国以上で Saab 純正スペアパーツの販売および流通を担っています。Orio AB への名称変更後も、この広範なサービスネットワークとコミットメントが Saab に関して縮小されることはありません。
「それどころか、今後我々は、すべての Saab オーナーの皆様にサービスと純正部品を提供するショップネットワークを拡大してまいります」と、当社 CEO のレナート・スタールは語ります。
顧客ベースの拡大と製品構成の拡大を目指す当社にとって、Orio AB への社名変更は、成長構想の実現・促進を可能にするものです。
「そういった観点から見ると、Saab という名称は、やや誤解を招く恐れがありますし、純粋に商売ということを考えた場合に足かせとなります」と、レナート・スタール氏は言います。
Orio AB への社名変更の正式決定は、10月29日の臨時総会にてなされることとなり、本日その開催通知が発送されました。その後、スウェーデン企業登録局が新名称の承認および登録を行う運びとなります。
「11月13日の正式な名称変更に伴い、新しいロゴを発表します。同時にそれは、当社と従業員一同にとって、非常にエキサイティングな未来の始まりでもあります。我々は、大きな成長のチャンスが待ち受けているのを感じています」と、レナート・スタールは語ります。
Saab と共に歩んだ長い歴史は、当社が国際的なスペアパーツ企業として、先進のロジスティック、卓越したエンジニアリング知識、そして強靭な革新の理念を築く礎となりました。
「その歴史に我々は大きな誇りを持っています。もちろん、Saab と呼ばれなくなることには若干の寂しさがありますが、世界中のすべての Saab オーナー様により良いサービスを提供していくことが、これからも我々の重大な使命であることに変わりはありません」と、レナート・スタールは語ります。
新名称の Orio は、Saab と同様、短く覚えやすい名前です。
「この業界で、これと似た名前の会社はありません。当社と似た会社がないのと同じです。60年以上にわたってスペアパーツ分野で経験を重ねてきた当社ならではのチャンスが、この先に待ち受けています。新しい名称によって、現在よりも一段と大きな市場への扉が開かれることでしょう。それと同時に、当社は Saab オーナーの皆様に対しても、変わらず誠意を尽くしてまいります」と、レナート・スタールは断言しています。
取締役会長のホーカン・エリクソンは、この名称変更について、当社の将来への投資がもたらす当然の結果であるとの見方を示しています。「取締役会における我々の任務は、お客様、従業員、およびオーナーの皆様のために価値を生み出す戦略を決定することです。現在、当社は長期的かつ持続可能な成長のチャンスを前にしています。こうしたなかで、いま会社名を変更することは、至極当然なステップといえます。」
Saab オートモービル パーツ AB について
- 同社は、全世界の Saab 認定修理業者およびサービスパートナーのために、Saab 純正部品およびアクセサリー類の保管、販売、および配送を担当するとともに、数多くの企業に物流サービスを販売しています。
- スウェーデン国内の従業員数:ニュヒェーピング: 約260名、トロールハッタン:約50名。本社はニュヒェーピング。
- ヨーロッパおよび米国の主要10市場に子会社が存在 - 子会社の従業員数:約45名
- 1960年代から、Saab 車用スペアパーツの取り扱いを担当
- 保管場所面積:約88,000m²
- 保管資材:約70,000品目
- 能力:注文処理数、約30,000/日
- 50台のトラックで連日配送
- スウェーデンの国営企業